こんにちは。1児の娘をもつ高卒パパブロガー、じゅんぱぱ(@HakataJunpapa)です。
最近いろいろあり、頭がパンクし、体調をくずしておりました。
思い切って、一旦やっていること止め、久々に夫婦そろって映画を観ることにしました。
その映画というのが2018年7月20日に公開された『未来のミライ』。
細田監督作品が好きということもあり、子供が寝た後、レンタルして鑑賞しました。
この映画、
めっっっっっっちゃオススメです!
涙ポロポロ・・・・。
しかし、どういうわけかAmazonの評価は2.6(2019年4月23日現在)。
僕としては同じ子育てをしているご夫婦にぜひ!見てほしいので、ざっくりストーリーや見どころを書いていきたいと思います。
また、なぜ低評価なのか、低評価層のご意見とともに考えていきます。
ざっくりとしたあらすじ
あの「サマーウォーズ」や「バケモノの子」、「時をかける少女」を手掛けた細田守監督の作品です。
物語は甘えん坊の男の子(4歳)に妹が産まれたところから始まります。
男の子の名前は「くんちゃん」、妹の名前は「未来(みらい)」。
お兄ちゃんになったものの、まだ4歳。未来ちゃんに嫉妬してしまいます。
お母さんやお父さんは未来ちゃんにかかりっきり。くんちゃんは未来ちゃんにいたずらをします。
案の定、お母さんに叱られ、庭に飛び出していきました。
そこで、不思議なことが起こります。
16歳の未来ちゃんが出てくるのです。
そこで、未来ちゃんに導かれるまま、冒険に出かけ、さまざまな体験をしていくことになります。
くんちゃんの成長、初めて2人を育てることになったご夫婦の関係性、成長を見ると「グッ」ときます。
子育て中のご夫婦にぜひ見て欲しい
冒頭に書いた通り、低評価の方が多い。
ですが、共感できたのは、僕たちの状況と似ているところがあるからかなと思ったので、
まずは、現在の僕の状況を書いていきます。
僕は、2歳の娘をもつパパ。同い年夫婦。今年30歳
繰り返しになりますが、2歳の娘をもつパパです。
もうちょっとしたら、2人目が欲しいなと思っているところです。
共働きで、保育園に預けています。
産まれてすぐの頃は、嫁が少し育児ノイローゼになり、右も左もわからない状態で夫婦共々苦労していました。
ミルクは飲んでくれない、体重が増えない、寝てくれない・・・etc
何度一緒に泣いたことか。
今では、自分で服が着れるようになったり、僕の分のごはんも食べようとしたり(笑)、日々成長を実感しています。
しかし、大変なのは大変。できるようになると、別の問題が出てくる。
現在、絶賛イヤイヤ期中です。
なんでも「イヤッ」って言います。
こんな感じで2人目なんか育てられるのか・・・。
ちゃんとお姉ちゃんしてくれるのか、やはり2人目が産まれたら、嫉妬するというのは良く聞きます。
いろいろ疑問になることが最近多いです。
2人目を考えている方、または子育て中の方は共感できそう
僕の状況と『未来のミライ』を見て共感できそうな方をまとめると
- 1人目のお子さんは2歳~5歳
- 最初子育てするのに苦戦した(現在も苦戦中)
- 2人目を考えている
- 2人目に0歳から3歳くらいのお子さんがいる
- 夫婦仲はそれほど悪くない
2番目はほとんどの方が当てはまると思いますが、特に重要なのは5番目。
この映画に出てくるご夫婦はホント仲が良い!
そして、旦那さんは嫁さんの尻に敷かれている・・・。
あまり夫婦仲がよろしくないと、見ててイライラしちゃうかも。
まず、そういう方は夫婦で映画見る事自体ないかもですが・・・。
僕たちはというと、自分で言うのもおかしいですけど、世間一般から見て仲が良い方だと思います。
休みの日はほぼ一緒に居ますし、共通の趣味もあって(アニメ)、よくしゃべります。
映画が終わった後、二人で意見交換して、さらにそれで共感し合って、いい関係になると思います。
パパは共感するはず!共感ポイント
パパ目線で、『未来のミライ』に共感できるポイントを2つ書いていきます。
ポイント1:仕事より大変。家事・育児
お母さんは早くから仕事復帰。お父さんはフリーの建築家。
お父さんはお母さんが返ってくるまで家で仕事しながら、子育てをします。
でも、1人目のとき仕事で忙しく、子育てを手伝わなかったせいか、家事・育児に「てんてこ舞い」。
料理に洗濯、掃除。いつもお母さんがしています。
いざ、自分がやろうとすると大変なんですよね。
僕も経験あります。子供を見ながら掃除はめっちゃ大変。
掃除しても、散らかしますからね。
ご飯食べさせるときも、何でも手づかみで、下にポロポロ食べかすを・・・。
嫁にはホント感謝。
ポイント2:お母さんがいい!
お父さんがくんちゃんを抱っこしてあやすシーン。
【くんちゃんの言葉】
「お母さんがいい!」
お母さんは未来ちゃんにかかりっきりで、くんちゃんまで目がいきません。
お父さんだったら、経験があるはず。
子供と関わる時間がどうしても短くなるお父さん。
お母さんの抱っこのほうがいいんですよね。
僕が抱っこしようとしたら、娘から叩かれますもん(>_<)
横から嫁が抱っこしようとすると、すぐ手を伸ばして、抱っこ。
「なぜだぁ」
ってなりますよね。
最近は手もつないでくれません( ノД`)シクシク…
いつも僕が泣きまねをして、
「娘ちゃんと手つなぎたいのにぃ・・( ノД`)シクシク…」
と言って、手をつないでもらってます(苦笑)
僕が気に入ったフレーズ「ほんのささやかな事が積み重なって今の私達を形作ってるんだ」
映画終盤、16歳の未来ちゃんがくんちゃんに向けて言うシーン。
おじいちゃんとおばあちゃんがかけっこして、おばあちゃんがわざとゆっくり走らなければ、
お父さんとお母さんが違う職場だったら、
はたまた、じゅんぱぱがクリスマスに嫁を連れて、『キャナルシティ』で遊ばなければ(笑)、
未来ちゃん、くんちゃんがこの世に存在していなかった。
ほんのささいなことが積み重なって、存在している。
本当にそうだと思いました。
ぜひ、このシーンを映像とともに見てほしい。
絶対感動するから!
最後の夫婦の会話最高!
最後、夫婦2人で車に荷物を積んでいるシーン。
夫婦どうしで褒め合うところがあるのですが、
子供も成長しつつ、夫婦も成長するんだなとシミジミ思いました。
この世に生を受けて、ハイハイするようになって、つかまり立ちから歩くように。
そして、今では二言もしゃべれるようになりました。
すごい成長したなと思うんですけど、いつの間にか自分も成長してるんですよね。
書きながら、ちょっとウルウルしてきました(/□≦、)エーン!!
僕は姉がおり、甥っ子と姪っ子がいます。
甥っ子のほうが、娘より年上です。
娘が産まれる前に、甥っ子を抱っこするのが苦手で、すぐ姉に代わってました。
今考えると、なんで抱っこ出来なかったんだろうと不思議に思います。
ミルク飲ませてゲップさせるの、たぶん映画のお父さんよりはうまいはず(笑)
この映画を観て、初めて育児をしたことをいろいろ思い出せました。
何故かAmazonで低評価
こんなに泣ける映画なのに、なぜ低評価になっているのか。
Amazonのカスタマレビューから抜粋して、考えていこうと思います。
くんちゃんの声なんとかしてくれ。それに尽きる。
フォローすると決して下手ではないよ。でも幼児の男子の声じゃないわ。『Amazon [未来のミライ]』 から引用
予告編を見て楽しみにしていただけに非常に残念でした。
くんちゃんの声も子供らしく無く何故❓
っと思う程違和感がありました。『Amazon [未来のミライ] 』から引用
僕も気になってはいましたが、やはり「くんちゃん」の声が「う~ん・・・」という感じで、合ってないというレビューが多かったです。
でもですね、見てたらそんなの気になりません。
きっとそういう子もいます!
それから、あの声優さん、実は現在子育て中のお母さんは知っているであろう・・・
「はなかっぱくん」のオープニングを歌っている方なんです!
NHKの「はなかっぱくん」ですね。
「ス・マ・イ・ル」という曲です。
現在は新しくなってしまいましたが、いつも見てました。
名前は上白石萌歌(かみしらいしもか)さん。
他、ドラマに出たり、ミュージカルに出たりしています。
『上白石萌歌さんについて、詳しく知りたい方はこちら。』
観る層によって感じ方が違う
他にも
- 「期待ハズレ」
- 「見る価値なし」
などなど・・・
多数レビューがありました。
みなさん、言い過ぎ(笑)
見る層によって、だいぶ差があるんじゃないかなと思いました。
「家族の繋がり、親と子供の成長記録、そんな使いふるされてきた薄っぺらいテーマの為・・・」
と書いているレビューもありました。
これは子育てしている方からすると、薄くはないですよね。
子育てって、やってみないとわからない部分ってたくさんあると思うんですよね。
独身の時と比べると、180度まではいかないですけど、世のお母さん、お父さんの見る目変わりましたよ。やっぱり。
なので、共感を得ている方の大半は子育て世代だから、統計的に評価が反映されなかったんじゃないのかなと思います。
まだ『未来のミライ』を見ていない子育て世代のみなさん。
めっちゃ泣けるから、ぜひ!見てください!
きっと家族愛が深まります。
『Amazon Primeでしたら、レンタル500円です。』
良い時代になりました。スマホで簡単に見れます。
子供が寝た後、夫婦そろって鑑賞してみてはいかがでしょうか。