こんにちは!じゅんぱぱ(@HakataJunpapa)です。
32歳、4歳の娘がいる子持ち、嫁つわり状態(現在は回復)の中、3ヶ月で基本情報技術者に合格しました!
これがリアルな数字だと思っています。というのも、
「基本情報技術者 勉強方法」で検索すると
- 「1ヶ月で合格!」
- 「独学で2ヶ月!」
なんてものを見かけますが、時間のある方はできると思います。時間のある方は・・・
実際は仕事をしていて、家事や子供の面倒などもあります。そんな中勉強なんてできない・・・
でも、僕は合格しました。
どんな方法で合格できたのか、そのリアルをお伝えしようと思います。
忙しくても、スケジュール管理すれば独学で基本情報技術者に合格できる!
基本情報技術者とは
「ITエンジニアになるための登竜門」となる資格というように『IPAの公式サイト』に書かれています。
ですが、
僕はITエンジニアに限らず、社会人として働いている方みなさん取得したほうがいい資格だと思っています。
なぜなら、今の世の中パソコンを使わずに仕事をしている方はほとんどいないと思います。
さらに、「スマホ」や「タブレット」、「Google Home」や「アレクサ」といった音声アシスタント、「ロボット掃除機」など日常にITがあふれているのに、何の知識もないまま使っていると、そのうちロボットを使う側ではなく、使われる側になり、時代に置いてけぼりにされると個人的には思っています。
受験時の僕の状況
元々時間にゆとりがある人が書いていると思われそうなので、当時の僕の状況を記載します。
忙しい毎日を送っていました。今思えば、よくがんばったなと思います。
基本情報技術者の受験歴
実は、3回ほど基本情報技術者を受けたことがあります。
- 高校3年生
- 20歳
- 22歳
いずれも勉強時間が足りず(サボり・・・)、惨敗でした。
独学した時に使った「参考書」と「利用したもの」
基本情報技術者試験を独学で勉強したときに使った参考書と利用したものは4つあります。
全体の7割はテキスト「栢木先生の基本情報技術者教室」で十分
評価は4.1(2021年11月19日現在)で高いほうですが、低評価の中には
- 「騙されないでほしい」
- 「絶対に買わないでください」
と書いている方がいます。
現にこのテキストで合格した本人がここにいますので、気にしないでください。
要は学び方だと思います。
これから僕が行った勉強方法を具体的に書いていきますので、参考にしてみてください。
MOS資格を持っている方はこのテキストいらないかも!?
正直、これは買わなくてもよかったかなと思っています。
WordやExcel資格の「MOSスペシャリスト」を持っている方は、最後の章に書いてある「マクロ」以外は必要ありません。
僕は「MOS Excel 2013 スペシャリスト」を持っているので、ほとんど読み飛ばしました。
さらに言うと、マクロは過去問だけで学習できると思います。
このテキストだけで1週間ほど使ったので、その時間に過去問に費やせたなとちょっと公開しています。
基本情報技術者試験を受ける方には、おなじみのWEBサイト
基本情報技術者を受験する方は、当然知っているであろうサイトですね。
使っていない人いるのかな?というくらい有名なサイトです。
過去問を採点してくれますし、今まで解いてきた内容を保存しており、分野別に採点割合を出してくれるので苦手分野がわかります。
僕は、午前試験の過去問は10回分しました。
スマホアプリはどれでも大丈夫
Androidユーザーなので、iPhoneアプリの紹介じゃなくてすみません。
こちらのアプリ、iPhone版は無いようです。
ですが、ぶっちゃけどれでもいいと思います。
メインの勉強法はテキストと「基本情報技術者試験ドットコム」での過去問。アプリはバスや電車の中などのスキマ時間に使っていました。
アプリを勉強に使った時間は合計1時間くらいなので、おまけくらいに思うといいかもしれません。
勉強スケジュールを3つの段階に分けて学習
僕が立てたスケジュールは3つの段階に分けて、勉強しました。
1番目の参考書を3周するには、根気がいりますし、同じものを何度も繰り返すのは無駄が多すぎます。
ですが、参考書の 「イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室」 の中にある「学習予定表」というものを使うと効率よく勉強できます。
「学習予定表」の使い方
基本的な使い方としては、
- 学習予定日を記入
- 学習した日を記入
- メモ欄に[理解できた]or[わからなかった]などを記入
1周目は全て通しで読んでいきます。時折ノートに書いてまとめたりしますが、わからないところは理解するまで読み込む必要ないです。
2週目は、学習予定表のメモ欄を参考に、学習予定日を立てていきます。その際、理解できたと書かれている部分は、学習しません。
これで、無駄な学習時間を省くことができます。
3周目は、ほとんど2週目と同じです。ですが、理解できていないところはインターネットで調べて理解を深めていきます。
「基本情報技術者ドットコム」で過去問を10回解く
過去問はテキストを買う必要はないと思います。
「基本情報技術者試験ドットコム」でも、解説が書かれており、理解しながら解けます。
だいたい10回やれば、網羅できると思います。
午後問題は時間を気にせず、5回分解く
午後問題は「知識」+「読解力」が必要です。
問題文は数十行にもなり、読む時間、理解する時間もかかります。
ですので、まずは問題文に「慣れる」ことが大事なのかなと思います。
また、当然ですが、午前試験範囲を理解している前提で出るので、午後問題をする前は「テキスト」と「午前試験の過去問」は必須です。
時間かかってもいいので、解いていきましょう。
午後問題は分野の選び方が合格の鍵
午後問題の分野が11個あり、その中から5個選択して解答します。
- 情報セキュリティ
- ソフトウェア・ハードウェア
- データベース
- ネットワーク
- ソフトウェア設計
- プロジェクトマネジメント
- サービスマネジメント
- システム戦略
- 経営戦略・企業と法務
- データ構造及びアルゴリズム
- ソフトウェア開発
赤:必須解答
緑:ランダムで3つ出題、1つ以上解答
青:ランダムで1つ出題、1つ解答(解答しなくてもよい)
※緑と青の問題の中から2つ選択して解答
黒:5つ出題、1つ解答
この分野の中で緑と青の分野がややこしいと思います。
基本的に青の分野は勉強する必要がないのですが、理由については次で解説します。
午後試験の4分野は勉強する必要はない
以下の4分野から1つだけ出題されますが、勉強する必要ないです。
- プロジェクトマネジメント
- サービスマネジメント
- システム戦略
- 経営戦略・企業と法務
理由としては、
- ランダムで1つしか出題されないから
- 得意分野があったとしても、出題されるとはかぎらない
- 他の分野を学習したほうが効率的
4分野も学習コストが減り、残りの7分野に絞って学習することができます。
ソフトウェア開発は表計算一択
「ソフトウェア開発」はプログラミングの分野で、以下の5つから1つ選択して解答します。
- C言語
- Java
- Python
- アセンブラ言語
- 表計算
日常的にプログラミング言語を触っている方であれば、得意な言語を選択すれば良いと思います。
ですが、
- 一度もプログラミングの学習をしたことがない
- プログラミング学習をしてからブランクがある
という方は、表計算を選んだほうが無難です。
そもそもプログラミングを習得するのにかかる時間は200時間~250時間と言われています。
表計算は、基本的にExcelが出来れば、大丈夫です。
パソコンインストラクターの経験から言わせてもらうと、Excelの学習は100時間程度で習得できます。
プログラミング学習の半分の時間で習得できるので、おすすめです!
表計算(Excel)も苦手な方はこのテキストで習得
僕はパソコンインストラクターを8年ほど勤めていますが、たいていのパソコン教室はこのテキストを使っていると思います。
他のテキストも見たことがありますが、FOM出版さんから出しているこちらのテキストに勝るものを見たことがありません。
2013や2016などバージョン違いでいろいろ出ていますが、内容はそこまで変わりませんので、どのバージョンを買われても大丈夫かと思います。
超おすすめなので、表計算(Excel)が苦手な方は使ってみてくださいね。
まとめ
- 参考書は「イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室」のみでOK
- 過去問は「基本情報技術者ドットコム」というサイトで十分
- 最初のスケジュール管理が重要
- 午後試験対策は、分野を絞って学習
毎日勉強するのは、根気が必要ですが、スケジュールを立てて習慣化することができれば、あとは流れにそって勉強するだけです!
みなさんの合格を祈っています!